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  プログラムレポート2012
   
 

平成24年12月22日〜24日に行われた「クリスマス人形劇フェア」のレポートです。

   
 
開催概要
【日時】 平成24年12月22日(土)〜24日(祝) 
【場所】 3階プレイホール
【内容】 「人形を作る」「人形で遊ぶ」「人形劇を観る」「人形劇を演じる」 人形劇を丸ごと楽しむ3日間となりました。

【参加者数】
人形を作る 633人
人形劇を演じる 28人

 
   
 
   
 

どんな人形を作ろうかな?

紙コップを型紙に合わせて切りこみを入れると、口がパクパクと動く人形の原型が出来上がります。色紙を自分の思う形に切って貼って、ペンで顔を書くと…「うさぎ」「おばけ」「サンタ」「トナカイ」などの個性豊かな人形が出来上がりました。

 

   
 

人形の世界で遊ぼう

「みんなでクリスマスケーキを作ろう」と人形劇ごっこが始まりました。スポンジに見立てたフラフープをオーブンまでみんなで運び、みんなのかけ声でオーブンのスイッチをオン。スポンジにクリームを塗ったら飾り付けですが、完成まで待ち切れずに、つまみぐいをする人形もいました。人形の口で飾りをくわえて、スポンジにのせたらケーキの完成。みんなで作ったケーキを美味しそうに食べていました。

   
 

お話の世界を楽しもう

人形劇やパネルシアターなど、児童文化研究会や人形劇サークルの大学生たちによるおはなし会もありました。舞台にでてくる人形たちをくいいるように見つめ、おはなしの世界にどっぷりとつかっていました。また、おはなしに合わせて歌ったり手遊びをしたりする場面では、親子で楽しんでいました。

   
 

人形劇団員になって人形劇出演!! 

小学生から参加できるキッズ人形劇団。自分で作った人形を手に、本番40分前から人形劇の練習が始まります。演目は「わくわく☆どきどきクリスマス」。みんなでクリスマスケーキに飾りつけをしようというお話です。みんなが集合するのを待つ間、リーダーとケーキを作る遊びをしながら気持ちを高めます。

 

   
 

稽古スタート 

各回4人〜6人が集まり、発声練習を兼ねてセリフを覚えるところからスタートです。大きな声が出始めると、次は人形の動かし方の練習です。2人ペアでの練習に、最初はぎこちないものの、だんだんとスムーズな動きへと変わっていきました。動きとセリフを合わせながら、けこみ(人形劇の舞台)に入っての最終稽古になりました。「しっかりやらなくちゃ」「セリフは大丈夫かな」と劇団員としてのプロ意識が目覚めてきたようでした。

   
 

本番!!!

いよいよ本番。「緊張してきた」と言っていたメンバーからも大きな声ではっきりとセリフが聞こえてきました。練習ではなかったアドリブのセリフを言っている子もいました。人形が同時にけこみから登場するシーンでは息もピッタリで、チームワークが感じられる瞬間でした。見ている客席の子どもたちは、小学生の人形劇をじっと見つめていました。人形劇終了後に行った自己紹介では、会場から大きな拍手が送られ、劇団員はとても嬉しそうでした。

本番を終えて
劇団員のみんなからは「楽しかった」「上手にできて良かった」「緊張したけれどセリフをちゃんと言えた」などの感想がありました。短い稽古で迎えた本番でしたが、充実感にあふれていたようでした。キッズ人形劇団を観終えた年長児から「小学生になったらキッズ人形劇団に入りたい!」という嬉しい声が聞かれました。
   
 

スタッフの感想

人形遊びや人形劇の世界を、多くの方に足を止めて楽しんでいただきました。「楽しかったから今日もきたよ!」という嬉しい声が聞けたり、「今お仕事中のパパにサプライズプレゼント!」とジーンとくる場面にあえたり、こどもたちが素敵な一面をみせてくれた時間でした。児童文化サークルに所属している大学生が学校を越えて組織している「じゃんぐるじむ」とその卒業生「パペットマーケット」が、こどもたちの笑顔のためにとこどもの城と一緒に人形劇フェアの企画運営にあたりました。学生たちは「親子の温かさをもらいました」「家族のよさを再認識しました」と子どもからも保護者からもパワーをもらいました。人形に目をキラキラ輝かせているこどもたちと大学生がいっぱいのプログラムでした。                     
《プレイホールスタッフ 秋元 浩子 》

人とのつながりの中で、安心して自己表現ができる!
子どもにとって人前で発言すること、発表する機会として、学校では学芸会などがあります。大勢の前で大きな声で演じることはとてもドキドキするものです。人前で発表することが苦手な子(僕もそうでした)にとって、最初の一言を発することにどれだけ勇気が必要であったか、得意にしている子の堂々と発表している姿をうらやましく思っていました。

人形劇では、自分の仲間・分身・友達…。自分と関わりを持つ人形と共に演じることで、どれだけ勇気をもらえたことでしょう。最初の公演をあきらめ人形を作っていた子も、相棒を手にすることで、より大きな力がもらえて演じられたと思います。そして、一緒に集まった仲間とひとつの物語を演じることでも、みんなで成し遂げた達成感があったことでしょう。
子どもが物事をやりとげるためには、人との関わりが欠かせません。自分のやりたいことを実現するために、仲間が何をを考えているのか、意見を聞いたり話し合ったりします。時には強く想いをぶつけることも必要ですし、自分が折れることも必要です。その過程の中で困難に出会うかもしれません。たくさんの関わりを持つことで、成長に繋がっていくのです。そんな子どもたちの成長を見守っていきたいです。
(“子ども参画プログラム”担当スタッフ:近藤健司)

   
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