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  プログラムレポート2012
   
  平成24年8月25・26日に行われた 「われらキャッスル海賊団〜まぼろしの幽霊船を追え!〜」のレポート です。
   
 
開催概要  

【日時】 平成24年8月25・26日 
11:00〜16:00 (受付) 

【場所】 こどもの城館内 4階ロビーからスタート
【内容】
海賊をテーマにした館内ウオークラリー。
「親子で楽しめるものを作りたい!」という意見から生まれた高校生世代ボランティアL.I.T.のプログラムです。大人も子どもも物語の世界を楽しみ、力を合わせながら、人との関係を深めてほしい。そんな思いが込められています。
【参加者数】
477人(2日間)
   
 
   
 

夏休みに向けて活動スタート

8月の実施に向けて5月から活動に取り組みました。

何をするのか、ゼロから自分たちの力で作り上げます。自分の意見を出し合い、話し合うこと数時間。「海賊」「館内ラリー」「親子で楽しめるもの」というキーワードを探りあてました。L.I.T.が「館内ラリー」に取り組むのは初めてです。実施までには様々な準備が必要です。ポスター、企画書、小道具作り...個人の得意な力が生かされることや、ゲームの内容を決めたり、ストーリーにあわせた衣装や言葉遣い、動きを研究するなど、みんなで協力して話し合うことで少しずつ実現に近づきます。

この時に得られる「やった!」「できた!」という実感が、次の活動の糧になります。L.I.T.メンバーが自宅でプログラムの運営マニュアルを作って来たこともありました。このような自発性も、この活動の根底に流れる力の源です。参加者が繰り返し参加したいと思うしかけとは、「丁寧に準備して作り込む」ことだと、準備の時間を通して感じていました。

 

   
 

いざ、本番!

本番当日、開始時間前にもかかわらず、受付は人だかりです。大勢の子どもたちにゲームの説明をするメンバー、衣装をつけて海賊や悪者になるL.I.T.メンバー、それぞれがこどもの城の「スタッフ」として見られることの緊張感を感じていました。始めはうまくしゃべれず、「しどろもどろだ」とこぼしていたL.I.T.メンバーも、繰り返していくうちに少しずつ自信が持てるようになりました。海賊になりきった迫真の演技に、子どもたちも真剣です。保護者も「よく出来てますね」とL.I.T.メンバー声をかけたり、子どもと一緒に真剣になって遊んだりしていました。L.I.T.のOBも駆けつけ「今年はすごい!」と感激され、L.I.T.メンバーの更なる自信につながりました。

みんなでプログラムを作り上げるためには、自分の役割に責任をもって取り組む事が大切だ、と感じていたのが印象的でした。

   
 

やったから、気付いたこと

終了後、.メンバーから「前回のイベントより充実した内容のものが作れた。仲間の大切さを感じた。」「シミュレーションしたのに、実際やってみると“あれ?”という場面もあったが、他のメンバーの様子を見たり、話し合うことで解決できた。」「子どもとの接し方の難しさを感じた。」など様々な感想が寄せられました。

感想にはこのようなものもありました。「プログラムを完成させるまで、いろいろ悩んだ。試行錯誤した。それを乗り越えたから自信のもてるプログラムになったと思う。」しかし、メンバーの自信につながったものは「自身の努力」だけではありません。1つは、「参加者の姿」です。楽しんでいる姿、繰り返して参加する姿などを見ることで自信がわいてきたでしょう。もう1つは「認めてくれる存在」です。多くの参加者からよせられる声によってその自信は確かなものになりました。L.I.T.の活動は自発的に行っているものですが、認められることは自信につながり、活動の原動力となっていました。

   
   
 

スタッフの感想

はじめは、見たこともないプログラムを、どのように作り上げていくのか楽しみであると同時に、少々心配でした。それでも、彼らの「やってみたい!」という思いを信じ、時には待ち、時には叱咤激励しながらの4ヶ月でした。その成果が、皆で作ったプログラムで思い切り楽しみ、何度もくり返し遊んでいる子どもたちの姿、その保護者からの感謝の言葉、「たのしかった!」と言う笑顔と言う形で、彼ら高校生が受け取ることができたことは、何ものにも勝る贈り物になったことでしょう。
この活動を支えているボランティアと共に、彼らのために今出来ることは何かを真剣に話し合いました。われわれ大人が高校生に思いを馳せること。それはきっと、高校生の目にも映っているはず。それは彼らが子どもたちに向ける眼差しにも生きてくるでしょう。この日の彼らの姿は、子どもたちにとって「すてきなお兄さん・お姉さん」でした。その姿が子どもたちの憧れや目標になれば、と思っています。
《L.I.T.担当スタッフ:岡野正和 》

あそびの中から自信が生まれる
L.I.Tメンバー.の感想にはこのようなものもありました。「自分が楽しめないと人は楽しませられない」「メンバー同士のコミュニケーションが大切だと感じた」「子どもたちの笑顔を見ることが、自分のやりたいことだと改めて感じる機会になった」これらはまさに、こどもの城スタッフも日頃感じていることです。メンバーには、あそびのプログラムを完成させる活動でしたが、同時にこどもの城で大切にされていることに気づく機会でもありました。

充実感の素の1つは「自信」ではないでしょうか。 メンバーの自信につながったものは何でしょう。ひとつは参加者の姿。楽しんでいる姿、真剣に戦う姿、考える姿、繰り返して参加する姿を見ることで自信がわいてきたでしょう。もうひとつは、認めてくれる存在です。保護者やOBからよせられる声によって自信は確かなものになったに違いありません。.メンバーはほめられたくてやっているのではありませんが、認められることは自信につながり、活動の原動力となりました。 子どもたちのプログラムにで出会ったら、大いに笑って、「楽しかったよ!」と伝えて下さい。この一言が子どもたちの自信の素になります。
(“子ども参画プログラム”担当スタッフ:遠藤由加里)

   
   
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