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  プログラムレポート2012
   
  平成24年6月17日に行われた こどもの城 お父さんのあそび子育てプログラム造形特別ワークショップ 「親子で陶芸体験 〜キャンドルスタンドをつくろう!〜」レポート です。
   
   
 
開催概要
【日時】 平成24年 6月17日 父の日  
午前の部10:30〜12:00  
午後の部14:00〜15:30
【場所】こどもの城 3階造形スタジオ
【内容】
色のちがう2種類の粘土を使った「象嵌(ぞうがん)」模様や、陶土どうしを接着する「どべづけ」などの陶芸技法を体験しながら、親子でキャンドルスタンド作りを楽しみました。
【参加者数】
年長〜小4の子どもと保護者 のべ20組40人
(午前午後とも10組20人)
※事前申し込み 1組3,000円
   
 
 

ポイントを説明しました  

粘土は、ほとんどどんな形にもできる可塑性に優れた造形素材です。
今回は板状にした粘土から立体的なキャンドルスタンドを作りました。参加者のみなさん、ポイントを聞き逃さないよう、真剣な面持ちです。
まず、たたら板という同じ厚さの木の板と切り糸を使って、粘土の板を切り出します。均一な厚みの粘土を切り出すには多少の力も必要なため、親子で協力して切り出していました。  

   
 

どんな模様にしようかな?

茶色いテラコッタ粘土を小さく丸めたり、細いひも状にしたものを、板状にした信楽(しがらき)粘土の上に自由に構成していきます。テラコッタ粘土が大きいと出来上がる模様がつぶれてしまうので、小さく細くしたもので模様を作るのですが、今度は手の体温で粘土が乾燥しやすくなり、うまく象嵌できなくなったりするため、違う粘土で象嵌の実験をした上で取り組みました。

   
 

できた!

模様ができあがりました。思わず喜びのポーズ!!

   
 

ローラーでごろごろ!

今度は、粘土の上に布をかぶせてローラーをごろごろと転がします。こうすると、信楽粘土にテラコッタ粘土が埋め込まれて象嵌模様ができあがります。

   
 

穴あけに挑戦! 

象嵌模様ができたら、支持体の新聞紙を巻いた塩ビ管に粘土の板を巻き、筒状に立ち上げます。この際、粘土の両端をくっつけるために、水でペースト状に溶いた粘土(「どべ」といいます)を使った「どべづけ」を体験しました。その後は、もうひとつのお楽しみ「穴あけ」です。ハート型やスペード型、星型に月型など、いろいろな形のクッキー型を使って自由に穴をあけていきました。

   
 
【作品完成】
中の塩ビ管と新聞紙を抜くと完成です。完成の瞬間、参加者のみなさんの嬉しそうな表情が印象的でした。
完成した作品は、約1週間ほどかけてゆっくりと乾燥させ、窯で焼成 → 釉薬(上薬)塗布 → 再焼成して引き渡しとなります。
   
 

スタッフの感想

キャンドルスタンドというと、どちらかといえば寒い季節をイメージしがちです。しかし今年の夏は、昨年に引き続き厳しい節電の夏が予想されます。そんな節電の夏の夜でも、お父さん、お母さんとともに頑張って作ったキャンドルスタンドにろうそくの火を灯して親子で語らいながらのんびりと過ごしていただきたい、そういった願いを込めてこのプログラムを実施しました。

当初は、親子で一つの作品を作るという想定でしたが、同じ空間と時間を共有しながら、時にはお互い協力しあい、そして触発しあいながら作品作りに取り組んでいただけるよう、親子でそれぞれ一つずつの作品を作ることにしました。

参加者のみなさんは制作に没頭し、時の経つのも忘れ、午前、午後ともに30分以上時間オーバーとなりましたが、それでも時間が足りないという声も多く聞かれるほど、親子で納得いくまで取り組んでいました。今回は、父の日に実施した「お父さんのあそび子育てプログラム」ということもあってか、お母さんだけではなく、多くのお父さんも参加して下さいました。本格的な陶芸体験ということもあり、日常を忘れて取り組んでいただけたのではないでしょうか。

(造形スタジオスタッフ ささ山実)

   
   
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